補聴器塾2018年日程決定、お申込み受付しております。

 

昨年度も満席の回が多く、たくさんの方に受講いただきましたフォナックの補聴器塾、

補聴器販売に従事される方々にとって有意義なオーディオロジーの知識や補聴器の専門知識

及び販売のスキルを高めていただき、ユーザー様に最高の聞こえをご提供することを目指して本年も開催して参ります。

4月19日(木)現在、4月24日・25日の回は満席となり受付終了させていただいております。

 

お申し込みは、下記のお申込書に必要項目を入力いただきまして、

弊社担当営業またはFAXにてご送信いただけましたら幸いです。

別紙2_申込用紙

フォナックの補聴器塾についてのお問い合わせは下記までお願いいたします。

お問い合わせ:juku.jp@phonak.com (担当:聴覚教育部)

※補聴器塾の参加対象者は補聴器販売従事者の方と補聴器および聴覚に関わる医療従事者の方とさせていただいております。何卒ご了承ください。

4月から始まったNHKの「半分青い」の話題をよく見かけるようになりました。
主人公の女の子、鈴愛ちゃんは小学生の時に左耳の困難に直面し、今後半年間の連続ドラマの中で、一側性の難聴を持ちながら日々邁進する姿が描かれるそうです。

お医者様がご両親に病状について説明する場面や、鈴愛ちゃん役の子役女優さんの演技、その正確な耳鳴りの状況描写なども、SNSはもちろん、様々なメディアで話題にあがっているので目にされた方も多いのではないでしょうか。

日本では「半分青い」が話題ですが、アメリカではとあるホラー映画が話題になっているのをご存知でしょうか。
タイトルは 「A Quiet Place」。音に超敏感に反応するモンスターが地球の生き物を食べつくした人類絶滅寸前のアメリカの田舎でひっそりと暮らす一家のサバイバルホラーとのことですが、公開後全米興収ランキングで1位を獲得している話題作です。
主人公一家にいる3人のこどものうち、1人娘が聴覚障害を持っている という設定で、その役はミリセント・シモンズさんという実際に聴覚障害をお持ちの女優さんが演じています。

怪物から逃げるのに手話がほとんどのシーンを占めているこの映画、実はフォナックの補聴器(フォナックのクリニカルトレーナー Brandyさんが指導)、と同じくソノヴァグループであるアドバンスバイオニクス社の人工内耳(AB社のクリニカルトレーナー、Rachelさんが指導)が撮影に協力ました。

上の写真は映画について紹介しているフォナックのHearing like meのページです。(英語ブログ)

だいぶ怖いらしいので見るのに勇気がいるので、ホラーが苦手な方には、ミリセント・シモンズが出演し、昨年のカンヌ国際映画祭で話題になった「ワンダース トラック」がちょうど4月6日から日本でも公開中です。こちらは時間を越えた少年と少女の人生の物語なので、ミリセント・シモンズの活躍を穏やかに楽しめるのではないでしょうか。

聴覚障害をもつ人が自然と物語に組み込まれていくことで、私たちの日常の中でも自然と話題にあがり、聴覚障害そのものの理解が広がると嬉しいなと思います。

NHK朝の連続テレビ小説 「半分青い」公式サイト:https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
「A Quiet Place」公式サイト:https://www.paramount.com/movies/quiet-place
「ワンダーストラック」公式サイト:http://wonderstruck-movie.jp/

2017年12月にヤマハ発動機株式会社(以下ヤマハ発動機)様にロジャー ペン5台、ロジャー マイリンク5台を導入して頂き、今回人事部のご担当者様とロジャーを使用されている社員のF様にお話を伺う機会を頂きましたのでご紹介いたします。

ヤマハ発動機様には聴覚に何らかの課題をお持ちの社員が60名以上在籍(2018年3月現在)されています。同社ではUDトークを全社的に取り入れたり、様々な援助機器を導入されたりと積極的に合理的配慮に取り組まれております。
この度、こういった配慮の一環としてロジャーを導入して頂きました。

ロジャーは昨年、独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構様に相談なさったところ紹介を受け、無償の貸出し制度を利用されたのち導入に至られました。 
現在ロジャーを活用されている社員F様は昔の補聴援助機器のイメージと比べてロジャーの音がクリアでとても驚かれたとおっしゃっていただきました。
昨今、季節によってはマスク着用者が多くなり、声も聞きとり難く口話も読み取りにくい状況が多くなっていらした中で、ロジャーを使い始められたF様。ロジャーを使用し始めてからは困らなくなり、朝礼や会議でも活用できて助かっているとのこと。また席で業務をされているにいるときでもロジャーを使用していらっしゃり、今まで聞こえなかった周りの音が聞こえるようになって、びっくりされたと教えていただきました。
またロジャーや電話補助機器を使い始めてから『聴者と変わらない仕事ぶりになって上司も喜んでいる』というお話や、他のロジャー使用者の方が『休憩時間にみんなで話せるようになって楽しい』とお話されていたということを伺い大変嬉しく思いました。

ヤマハ発動機様では現在、ロジャーを使用されている社員の方から使用状況をヒアリングなさったり、使用者同士で使い方の不明点や良かった使用方法などを共有する懇談会の開催を予定されたりされていると伺い、社員の方へのきめ細かい心配りに大変感銘を受けました。
ロジャーに関する情報を発信していくことで、きこえでお困りの方々や合理的配慮に基づくサポートでお悩みの企業様の一助となるよう今後も導入事例をご紹介していきたいと思います。

318日(日)、岡山県聴覚障害者センターで開催された岡山県難聴児を持つ親の会様の講演会に、ロジャーとフォナックの補聴器の試聴体験に参加させていただきました。 

当日は全国難聴児を持つ親の会 会長の鎌田氏の講演を中心に開催され、フォナックの製品説明と試聴体験をしていただく機会を頂戴しました。

 

鎌田氏の講演では、難聴児の今と未来に向けて、情報保障と情報支援との違いや、補聴支援機器の普及・連携、スマートフォンやタブレットの活用など、聴覚障害児(者)へのICTIoTの対応について、時代に即した支援や先を見据えた活動のご紹介がありました。

その中でロジャーについてもご活用例を紹介いただき、試聴体験していただいた保護者・装用者の方の中から、ロジャーを使用していても学校の先生にマイク装用の依頼が理解していただきにくい場合があるなどのお話を伺うことができました。同じ状況のお話を様々な地域の保護者の方からお伺いすることがあります。

フォナックとして、聞こえに課題をお持ちのお1人お1人の活躍をサポートさせていただいている製品を扱うものとして、様々な立場の方に協力をお願いしたり、連携を深めたりしていくことで、このような残念な気持ちになるお話を聞く回数が減るよう、双方の立場の方々が、お互いに聞こえの壁を感じなくなる社会の一助となれるよう、情報発信の機会・場所を増やして参りたいと考えています。
新しいイベントや情報などはWebやブログを通して発信・紹介して参ります。

最後になりますが、貴重な試聴体験の場を頂戴しました岡山県難聴児を持つ親の会様、また全国難聴児をもつ親の会様に御礼申し上げます。

 

日本は世界で超高齢社会として注目を浴びています。(WHOや国連の定義で、総人口のうち65歳以上の高齢者が占める割合が21%超えた社会。)

超高齢社会について考えるとき、ついつい加齢によっておこる「良くない変化」に目を向けがちです。国立長寿医療研究センターの研究から、人が持つ「知的な能力」のうち、「情報処理の力」は50代中ごろをピークに低下するが、「知識力」については70台を境に緩やかに低下しても、90代の時点で40代よりも高い得点を示すことを発表していて、高齢になっても、このような能力を大切に伸ばすことがとても重要だとしています。

 

高齢社会に伴い問題が浮き彫りになってくる状態として「認知症」についてもこの「知的な能力」との関係性が同センターにより発表されています。(※認知症とは医学的にはまた診断が決められず、原因もはっきりしていない状態のことを表していて、(https://info.ninchisho.net/mci/k10 参照)上記ページによれば、認知症という症状にはいくつかの種類、アルツハイマー型認知症、脳血管型認知症、レビー小体型認知症があり、60%がアルツハイマー型のため、一般的に認知症=アルツハイマーと認識されているとのこと。またその症状には段階があり軽度の認知障害にあたる段階にある患者さんの数は高齢者が増えるごとに増え、2025年には約1300万人=65歳以上の3人に1人が認知症患者とその予備軍になるといわれています。)

 

国立長寿医療研究センターでは、認知症のうち、いわゆる「知的な能力」の低下に、外から入ってくる情報が難聴によって少なくなることで影響を受ける可能性を推察していますが、聴力については補聴器を活用しての認知機能の予防についてはまだ結論はなく、世界中で現在行われている研究を待つ必要がある としています。記事はこちらからどうぞ。

 

認知症といえば、難聴者の方とかかわる機会の多い補聴器業界では、厚生労働省が作成したオレンジプランの中に認知症の原因の1つに難聴があげられているため、いかに難聴を予防・緩やかな変化にするか 我々ができることについてよく議論されます。(※オレンジプランとは認知症の啓蒙も含めた、医療・介護・介護予防・住まい・生活支援を包括的にケアするための戦略です。(https://info.ninchisho.net/mci/k90 参照))

 

補聴器や補聴援助する機器を扱うものとして、認知症と難聴の関係についてはより、深く知る必要があり、これからの研究結果を待ちつつ、今確かなこと=補聴器や補聴援助の機器が聞こえに課題を抱える方の問題を解決するお手伝い、解決策の1つであることを確かな情報と共に提示していくことが大事だと改めた記事の紹介でした。

twitter

swiss_phonakをフォローしましょう@swiss_phonak


アーカイブ