» 障害者差別禁止法のブログ記事

あけましておめでとうございます。

2018年フォナックは本日1月5日(金)より始業いたします。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、新年最初のブログとして、ロジャーと情報保障機器のコラボレーション方法についてご紹介させて頂きたいと思います。

4月から新しい進学や就学などで新しい環境に移られる方にとっては新年のこれから、更に具体的な準備にはいられることと思います。

 

ロジャーについては、様々な情報保障機器との互換性があり、過去のブログでも音響機器との併用についてご紹介しています。

その後、送信機であるマイクの種類も増え、情報保障機器との連携パターンも増えてきましたので、新しい環境へ移られる際に情報保障を依頼される際などのご参考までに、7つご紹介させていただきます。

 

【1:難聴の生徒も難聴のない生徒も聞きやすく、先生や他の生徒の声も視覚でも保障可能なパターン】

総務省 平成29年障害のある児童生徒を対象としたプログラミング教育実施モデル実証事業で採用されたシステム構成図

→取り入れていただいた実証事業についてのブログでのご紹介はこちら

【2:先生の声を手元の端末で聴覚&視覚保障するパターン】

【3:先生の声も生徒の声も手元の端末で聴覚&視覚保障するパターン】

【4:難聴の生徒も難聴のない生徒も同じPAシステムから聴覚保障する(ロジャーマイクがメイン)パターン】

【5:難聴の生徒も難聴のない生徒も同じPAシステムから聴覚保障する(PA用のマイクがメイン)パターン】

【6:難聴の生徒も難聴のない生徒も同じロジャーシステムから聴覚保障する(ロジャーマイクがメイン)パターン】

【7:ループシステムとロジャーの両方から聴覚保障するパターン】

以上、ロジャーと情報保障機器との7つのコラボレーションパターンのご紹介でした。

こちらのパターンは良くお問い合わせを頂戴する組み合わせですので、お役に立てると嬉しいです。

 

2018年の今年も聞こえの困難を感じる1人でも多くの方やその周りの人たちが、聞こえのバリアを感じないですごせる日常をお手伝い出来るよう、精進して参ります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

先日ブログでもご紹介しました実証事業の第3回目が12月24日(日)に開催され、会場に再度お伺いしてまいりました。

一回目の様子はこちらから

今回は、参加されたお子様と保護者の方を併せて総勢13名で、これまでの内容の復習と、お子様の成果発表をメインに進行されました。

今回も下図の形で、

フォナックのロジャータッチスクリーンマイク2と、パスアラウンドマイクをUDトークをつなぎ、講師の鎌田氏の音声情報を、補聴援助システム経由で個々の児童にしっかりと伝える聴覚支援と同時に、UDトークでの文字情報による視覚支援の環境を整えての実施となられました。

配置図を文字にしますと

-講師の鎌田氏がタッチスクリーンを装着  鎌田様のご紹介はこちら(リンク)

-こども達の発表はパスアラウンドマイクを使用

-マイクロホンからの音はこども達の補聴器/人工内耳に取り付けた受信機に送信

-UDトーク入力はiRig2&マイリンクを使用

-健聴者用にはDM7000を設置(音量デフォルトから-2dBに設定)

-見学の方のためにロジャー フォーカスとマイリンク&ヘッドホンを設置

となります。

見学された方からは、上記で使用した機器のどれが必ず必要なのか といったご質問も頂戴し、図にある機器のサポートが全て揃う形が理想的といえる情報サポートになり、その理由は難聴の児童にとって「聞く」と「考える」の同時作業が困難な状況があることなど、聞こえのバリアを感じない状況を作っていくための啓蒙がまだまだ必要であることも、私たちにとって明確化した機会となりました。

今回、ロジャーをご活用いただきました香川県難聴児(者)をもつ親の会様におかれましては、先般内閣府から障害者週間に、福祉の向上に対する功績を表彰されており、常に難聴児(者)の立場においての最善を追求される姿を拝見しております。

活用いただきましたことを改めて御礼申し上げますと同時に、私たちも益々、ユーザーの方の立場から必要なサポートを提供し続けていくことの出来る会社でありたいと改めて身の引き締まる思いで参加をさせていただきました。

8月に全日本空輸株式会社(ANA)様(以下ANA)にロジャー タッチスクリーンマイクを2点とロジャー マイリンク2点を導入して頂き、今回導入を先導された採用担当のお二人からお話しを伺う機会を頂きました。

今年4月入社の新入社員に聴覚障がいをお持ちの方がおられ、研修でトレーナーの方の声が聴き取りづらいことがあり、それをきっかけに導入に至られたそうです。

また今年の新卒向け合同会社説明会において参加者の学生から補聴援助システムを付けて欲しいという問い合わせがあったこともあり、今後会社説明会等での活用も検討されているということでした。

さらに今回はロジャー以外にも他社メーカー様の、インターホンの音を光と振動で知らせる屋内振動装置も導入されるということで、

障がいを持つ社員の方に対して何とか良い職場環境をつくりたいというANAならびに採用担当の方々の真摯な思いを感じました。

今回の導入には昨年施行された障害者差別解消法による『合理的配慮』という概念も後押しとなったということです。

最近フォナックにもこの合理的配慮に基づくサポートとして各企業様からお問い合わせを頂くことが多くなりました。ロジャーの導入を「平等と公平」の上での、障がいを持たれる方への「合理的配慮」の機会にしていただき、ご本人と周囲の方の双方に納得してお使い頂けるよう、これからも微力ながら きこえのバリアをなくすお手伝いをしてまいります。

ロジャー タッチスクリーンマイク

ロジャー マイリンク

9月1日が「言語聴覚の日」、その前後1週間が「言語聴覚週間」ということをご存知でしょうか。

日本言語聴覚士協会が制定したこの日に合わせ、毎年恒例で行われ、今年10回を迎えられる、「おかやま言語まつり」に今年も参加させていただきました。

当日は岡山県の6つの言語聴覚障害に関わる団体の方々が参加されており、中でも川崎医療福祉大学の言語聴覚士の養成過程で学ばれている学生の方々に、ロジャーの聞こえやロジャーとUDトークの使い方などを多く体験していただきました。

実際にお使いいただき、音声の情報のみがくっきり聞こえる機能にみなさん驚いていただきました。

卒業なさって現場に出られるころには今よりもさらに障害者差別解消法が浸透し、聞こえに困られている一人でも多くの方に今回のご試聴体験を活用いただき、少しでもプラスに使っていただけたら嬉しいなと思う出会いの場となりました。

先週の週末に2つのイベントがありましたのでご報告いたします。

[1つ目]7月29日(土)

北里大学病院耳鼻咽喉科頭部頭頚外科主催 第2回補聴援助システムについて学ぶ会の開催

2017年1月に実施した際に、参加いただいた保護者の方から、実際に補聴援助システムを使った場合にご自身のお子様にどうやって音が聞こえているのかの体験がとても良かったという評価を頂戴し、第二回目の開催となりました。

当日は、集団補聴援助システムとは何か、学校の教室内での課題と解決策、最新の補聴援助システムの試聴体験 という流れで参加者の方に体験していただく時間を長めにとることでたくさんの実生活・実際の現場での問題等を絡めたご質問を頂戴することが出来ました。

またお父様お母様が参加されている中、一緒に来場いただいたお子様には別途のスペースで楽しく遊んですごして頂くことができました。

 

ご参加いただきました皆様、ご協力いただきました皆様に心より御礼を申し上げます。

 

 

 

[2つ目]7月30日(日)

田中美郷教育研究所主催 第9回聴覚障碍児早期療育支援のための人材養成研修会特別講演での参加

都立産業技術大学院大学の会場にて、全国の特別支援学校並びに関係諸機関の職員の方々向けに田中美郷先生の研究所主催で開催されていらっしゃる研修会の2日目に、特別講演として参加させて頂きました。

当日はスイス本社から、教育&トレーニング担当オーディオロジストである、グローバルオージオロジー部のマイケル バロシェックを講師としてAPD(Auditory Processing disorder=聴覚情報処理障碍)等について「ロジャー」の受信機の1つ、「ロジャー フォーカス」というAPD等のお子様に有効な受信機のエビデンスの紹介と試聴を実施しました。

当日は試聴していただいた皆様から聞こえ方に驚きの声を頂くと共に、マイケルが発表した海外のエビデンスと同種の日本国内のエビデンスを期待頂きました。

ご協力いただきました皆様に心より御礼申し上げます。

また新たに情報が公開できる段階になりましたら、ブログ・HPでお知らせして参りたいと思います。

 

以上2件のイベント参加報告でした。

これからも実際に試聴体験や現場でお困りのことを直接お話し頂けるような機会を増やしていければと思っております。全国の特別支援学校並びに関係諸機関の職員の方々で、同様の勉強会や試聴体験をご希望の場合は下記連絡先までお問い合わせください。

フォナック セミナー事務局宛:Lifeison.jp@phonak.com

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